FXの手法

アメリカ時間とは?ニューヨーク時間の特徴とFXトレード手法

こんにちは、このサイトを運営しているSHUNです。

アメリカのニューヨークの市場がオープンするニューヨーク時間は外国為替取引が非常に活発で、FXトレードにおける重要性はナンバーワン。

 

このページではニューヨーク時間の特徴とトレード戦略を紹介します。このページをFX初心者の方が読めば、自分がニューヨーク時間に何をするべきなのかわかるはずです。

 

【先取り結論】

ニューヨーク市場(22時から1時)はロンドン市場や経済指標の影響で取引高が多くスプレッドが縮小傾向です。そしてボラリティーが高いため上手く利用すれば大きな利益を獲得できるため、ほとんどのトレーダーがこの時間に取引をしています。

 

しかしFXを始めて間もない初心者は舐めてかかると即爆死する場合があるので注文方法や損切方法など理解してから、ニューヨーク時間に挑む必要があります。

 

特に雇用統計をはじめ大きな指標の際はそもそも取引をしない人も多くいるので、取引するよりもチャートを見ながら見学するのもありだと思います。

 

ニューヨーク時間の3大特徴

FXにおけるニューヨーク時間の特徴は3つあります。

取引をしていると自然と身につく事なのですが痛い目を見ないと分からない場合があるので、このページをしっかり読んでほしいです。

FXにおけるニューヨーク時間の特徴

  1. ボラリティーが高い傾向がある
  2. 重要経済指標が集中している
  3. オプションカットの締め切り時間がある

 

ボラリティーが高い傾向がある

ボラリティーのイメージ

FXの世界では、ニューヨーク市場とロンドン市場、東京市場が世界三大市場と呼ばれ重要だとされています。

その中でニューヨーク時間は取引高はロンドン市場よりも低いものの、最も重要な時間であるとされ相場がよく動きます。

 

ニューヨーク時間の特徴①ボラリティーが高い

ニューヨーク時間がボラリティーが高い要因はロンドン市場を始め様々な市場が同時に開いているためです。

また、この時間にアメリカの為替取引所も多く取引している事や両替などの実際の需要に加えトレード目的の投機筋も絡み合ってボラリティーが高くなります。

 

ロンドン時間の影響

日本時間で22時から1時の時間帯は、ニューヨーク市場と共にロンドン市場もオープンした状態です。

世界第1位の取引高を誇るロンドン市場の影響を受けるため、ニューヨーク市場はボラリティーが高くなります。

 

その他の市場との相互効果

ロンドン市場ほどの取引高もなく、影響を小さいもののロンドン時間を含む欧州時間にはその他にも多くの市場がオープンしています。

フランクフルトやチューリッヒ、パリなど欧州の他の市場や、他にもバーレーンやロシアなどの市場も開いているため、相互効果が大きいです。

 

実需筋や投機筋の影響

ロンドン市場と重なっていることもあり、実需筋(実需に基づいて取引を行う市場参加者)や投機筋(短期的な値動きの変化から利益を獲得することを目的に取引を行う投資家)が入り乱れ、主要通貨はもちろん、中東や南米など様々な通貨が短時間で大量に取引されます。

 

様々な通貨が大量に取引されるため、ニューヨーク市場はボラリティーが高く、一度トレンドが発生するとトレンドが継続しやすい傾向があります。

 

経済指標の影響が非常に強い

経済指標のイメージ

 

ニューヨーク時間といえば、雇用統計やFOMCなどはもちろん、アメリカに関する様々な経済指標が発表されます。

ドル円をトレードしている日本人は多いため、経済指標による相場の変動に注意する必要があります。

 

また米ドルの価格変動は、ドルだけでなく、すべての通貨価値に影響を与える恐れがあるため、ドルストレート以外の通貨ペアのトレードを行なっている方でも、指標は未逃せません。

 

ニューヨーク時間の特徴②経済指標の影響が強い

ニューヨーク時間に発表される経済指標は大きなものが集中しているため金融機関の参加もあり100pips程度を短い時間に行ったり来たりするときもあります。

資金管理や損切を徹底できなければ一気に強制ロスカットされる場合もあるので取引せずに何度か見学したりデモ取引で経験をしてから実際の取引をした方が良いと私は思います。

 

雇用統計

ニューヨーク時間の経済指標として最も重要性が高いのは、毎月第1週目の金曜日に発表される雇用統計です。

雇用統計に含まれる非農業部門の雇用者数を見ることで、アメリカの経済状況を推し量ることができます。そのためドルストレートの通貨は雇用統計の結果によって乱降下することが少なくないため、注意しましょう。

ただし雇用統計の発表前後は相場がダイナミックな動きを見せることが多いものの、雇用統計が発表される週の半ばからは相場の動きが小さくなる傾向があります。

雇用統計に備えたポジション調整程度の動きしかしない投資家が多いからです。そのためレンジ相場になることも少なくありません。

 

FOMC発表

FOMCはアメリカの金融政策を発表する会合のことです。

雇用統計のように毎月発表があるわけではありませんが、年に8回の定例会合と必要に応じて臨時会合が開催されます。

年に8回のうち、4回は今後数年間の年末時点での経済成長率・失業率・物価・政策金利水準の見通しが発表されるため、アメリカの経済状況を知る重要な発表です。

 

ただ雇用統計よりも市場がFOMCの発表内容を織込み済みになることが多いことを理解しておきましょう。

2019年のFOMCの構成員であるFRBの議長「パウエル氏」はやや強硬派とされています。そのためFOMCの発表前には、利上げされることを見越して、相場が形成されることがあります。

実際に利上げされる場合、あくまで予想通りの動きのため、発表直後にそれほど相場は大きく動きません。

 

一方で利下げされた場合は、予想と反した動きとなるため、相場が大きく動くことが多いです。

 

ニューヨーク時間のその他の特徴

先ほどまではニューヨーク時間の大きな3つの特徴を解説しました。この3つ覚えるだけでも良いとは思うのですが、せっかくなので知識つけてもらえるように、もう少し小さな特徴を紹介します。

知っておくとFX通になれるニューヨーク時間の小さな特徴

  • オプションカットの締め切り時間がある
  • サマータイムの影響がある
  • スプレッドは縮小傾向

 

 

オプションカットの締め切り時間がある

通貨オプションは外国為替をあらかじめ決められた期日までに、決められた数量で、決められた特定の価格で、売買する権利を売買すること。その権利を執行する際のタイムリミットがオプションカットです。

 

オプションカットの際には、売り手と買い手の思惑が働き相場へ影響を与えます。たとえば現在の相場が1ドル110円で、オプションの買い手は1ドル109円で買う権利を持っているとしましょう。

この時買い手は有利ですが、売り手は不利になるため、この後円安になる可能性があれば、予めドルを買っておきます。

そして買い手はオプションを行使する前にドルを売ってオプションを行使した場合と同じ状態にします。そしてこれらの動きを見越して、市場参加者はオプションがたくさん入っているレート付近で注文を行います。

通貨オプションはアメリカ以外の国でも行われていますが、ニューヨーク市場のオプションカットは取引高が大きいため、それだけ相場に与える影響が大きいです。

 

サマータイムの影響を受ける

日本ではサマータイムを採用していませんが、アメリカでは3月から11月の夏の間はサマータイムとして、時計の針を1時間進めます。

サマータイムの期間は日本時間で22:30からニューヨーク市場がオープンしますが、標準時間は23:30からオープンとなるため注意してください。

 

スプレッドは縮小傾向

一般的にスプレッドは、流動性が低い市場で拡がるもの。取引量が多く、流動性が高いニューヨーク時間ではスプレッドは縮小傾向があります。

 

ただスプレッドは急激なレートの変化によっても拡がるため、ニューヨーク時間に経済指標などで急激なレートの変動が発生した場合は、スプレッドが拡がる可能性が高いです。

 

ニューヨーク時間の基本戦略とFX手法

ニューヨーク時間の基本戦略は4つあります。

初心者のうちは避ける

ボラリティーが低い相場ではトレードを重ねたり、ロット数を増やす以外に利益を大きくするのは難しいです。そのためFXに慣れている方は、ニューヨーク市場をメインにしています。

しかしボラリティーが高いということは、思わぬ方向に相場が大きく動く可能性があるということ。

初心者のうちにニューヨーク市場で取引をしていると、利益を出すのが難しいだけでなく、大きな損失を抱える可能性があります。

 

初心者のうちは、ボラリティーの低い東京市場でトレードの仕方を勉強したり取引経験をある程度重ねる方が良いと思います。初心者のうちからニューヨーク時間でトレードする場合でも、経済指標時にはポジションを解消しておくことをおすすめします。

 

トレードする通貨ペアも考える

トレードする通貨ペアも重要です。日本人はドル円のトレードを行う方が多いですが、ニューヨーク時間であれば、ドルストレートの通貨ペアであれば、動きがあるため、しっかり利益を得ることができます。

 

なおトレードする通貨ペアによっては、(ポンド円、ゴールドドルなど)ボラリティーが非常に大きくなることから、スキャルピングを行うトレーダーも多いですが、初心者の方はロスカットの危険性を考慮して避けることをおすすめします。

 

基本はトレンドフォロー

ニューヨーク市場は勢いが強く、トレンドが発生しやすく、一度発生したトレンドは継続することが多いです。そのため逆張りをしようとすると、破綻してしまうことが少なくありません。

 

基本的には素直にトレンドフォローするのが良いですが、そもそも自分は大きな時間足にたいして順張りを仕掛けていきます。その理由は「FXは順張りのみの手法でOK!逆張りは勝手に損しているだけですよ。」を見て頂くと一目瞭然なのでぜひ読んでください。

 

ただニューヨーク市場の勢いは、ロンドン市場の影響もあってこそのため、ロンドン市場がクローズすると、勢いが衰え、レンジ相場に移行することがほとんど。その際には逆張りも有効のため、適宜使い分けましょう。