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海外FXの信託保全とライセンスを徹底解説!危険性はあるのか?

こんにちは、このサイトを運営しているSHUNです。

オオカミ君
オオカミ君

国内FXは完全信託保全をしているけど海外FXの信託保全はどうなっているんだろう?信託保全がないと危険だって聞くし安心して取引するにはどうしたらよいだろう。

今回は上記のような不安を持っている人に向けて海外FX会社の信頼性の指標になる信託保全とライセンスについて解説していきます。

このページを読めば、「海外FX会社が安全なのか」だけでなく、どの海外FX会社の安全性が高いのかを知ることができます。

信託保全をしている海外FX会社を選ぶべき!分別管理方法を紹介

海外FX会社は主に次の3つの方法で、顧客の資金を管理しています。

海外FX会社の資金管理方法
  • 分別管理(安全度:小)
  • 共同口座(安全度:中)
  • 信託保全(安全度:高)

トレーダーにとって、信託保全が最も安全性が高く、共同口座による分別管理、通常の分別管理と続きます。

海外FX会社の信頼性に不安を抱えている方もいますが、信託保全であれば、安全と考えて良いでしょう。

それぞれどのような管理方法なのか見ていきましょう。

信託保全とは

 

信託保全とは、顧客の資産を信託銀行に預けられる管理方法です。預けられた資産は信託管理会社や信託管理の弁護士の許可なしで、FX会社が出金することはできません。

まれにFX会社が倒産した際に資金が戻ってくる仕組みを信託保全と解説されていますが、それは違います。

信託保全とはトレーダーの資金の管理方法で信託銀行にあずけられたお金がFX会社とは関係ない形で保管されるので結果的にFX会社が倒産してもトレーダーに資金が戻ってくるのです。

 

そのため私たちトレーダーの資産が流用されることはなく、信託管理会社もしくは弁護士によって返金されます。

信託銀行とはどのような銀行かというと多くの場合が国家に認められた国際銀行になります。Axioryならカタール国際銀行のドーハ銀行にて完全信託保全がされています。

分別管理とは

分別管理のイメージ

 

分別管理とは、顧客の資産とFX会社の資金を別口座で管理する方法で信託保全もこれから解説する共同口座も分別管理の一種です。分別管理では、口座を分けているため、顧客の資産が流用される「顧客資産の流用リスク」を回避できます。

しかしFX会社が倒産した場合には、必ずしも安全だとは言えません。顧客資金ごと債権者に回収されてしまい、トレーダーには返金されないことがあります。

また分別管理をしていても、顧客の資産が預けられた口座にFX会社の社員がアクセスできてしまうため、顧客資産の流用リスクも0ではありません。

共同口座

共同口座のイメージ画像

 

通常の分別管理には、FX会社の社員が顧客の資産を預けられた口座にアクセスできるという問題点がありました。そこで利用されるのが、共同口座という仕組みによる管理方法です。

この方法では、顧客の資産を外部の資金管理者(第三者)との共同口座で管理します。そうすることで、顧客資金に不審な動きがないか、外部の資金管理者(第三者)が確認できるようになるため、顧客資産の流用リスクを低下させることが可能です。

 

この資金管理者(第三者)とは弁護士や国際銀行の銀行員などが担当しているので安全性は間違いないものとなります。

海外FXは安全で国内FXよりも安心して取引が出来ます。

ここまでは海外FXがどのようにトレーダーの資金を管理しているのかを紹介しました。中でも信託保全として保管されているFX会社が安全性が高いのはお分かりいただけましたか?

それでも日本国内FXの方が信頼できる。海外FXは危険だ!という方も日本国内には多くいると思いますが、国内FXの方が安全で信用することが出来る。というのは日本人マーケティングによる洗脳だと私は考えています。

もちろん日本国内FXは信用できない!というわけではありません。

 

国内FXも日本金融庁の管轄ルールに乗っ取って運営をしているので信頼性は高いのですが、海外のトップFX会社の方がFX会社として又は金融商品を扱う会社としての信頼が世界的に高いのは明白な事実です。

 

私は国内FXでも自動売買用に口座開設をして取引をしているので、国内FX派でも海外FX派でもなく忖度抜きにして海外FXのトップ会社の方が安全で危険はないと考えています。

理由は世界的信頼の高い国際ライセンスを取得しているし実際にいくつかの海外FX会社のオフィスに取材をさせて頂き営業の実体を自身の目で確認したからです。

 

海外FXで信託保全で保管された資金が返金された実例

それでは実際に海外FXで信託保全で資金が保管され返金された実例を紹介します。

2015年1月15日「スイスフランショック」という為替市場最大の事件が起きました。

スイス中央銀行はスイスフランショックが起こるまでの約3年間、景気対策の為に「1ユーロ=1.20フラン」を上限とする無制限為替介入を行ってきたのですが1ユーロ=1.20フランの上限を撤廃したのです。

 

ユーロ(EUR)/スイスフラン(CHF)の相場はわずか數十分程度で1ユーロ=1.20フランから0.86フランにまで急落しました。これはドル円120円だったのが一瞬で86円になるのと同等の衝撃的変動幅です。

この際アルパリ(UK) Limitedは追証を入れることができず、FX取引口座がマイナスになってしまったトレーダーの損失ををアルパリ(UK) Limitedに引き継ぎゼロカットをしました。

ゼロカットとはFX取引口座がゼロ以下のマイナスになった場合、顧客に請求せずにゼロに戻す海外FX特有のシステムです。

このゼロカット対応も素晴らしいのですがアルパリ(UK) Limitedは「お客様からお預かりしている資産はすべて完全信託保全の対象」となっていることを明らかにし顧客の資金を返還し破綻をしました。

オオカミ君
オオカミ君

会社が破綻してまでもゼロカット対応をして顧客に資金を返還するなんて海外FXのトップ会社の信頼性は間違いなさそうですね。でもそれでも海外FXのイメージが悪く危険だと言われているのは何ででしょうか?

ノーライセンスで影響している海外FX会社は危険です。

アルパリ(UK) Limitedは上記のように海外FXのお手本となるような対応をしていましたが海外FXの中には顧客資金の返還や出金拒否をする悪質で危険な海外FX会社も存在しているのは事実です。

 

ノーライセンスの海外FX会社は文字通り、どの国の金融ライセンスも取得せずに営業をしているのでどんな規則にもしばられずやりたい放題のようで、このような海外FX会社が海外FXの評判を悪くしてしまっているのです。

 

ですから、あなたがアルパリ(UK) Limitedのような、どんな状況でもゼロカット対応してくれて信託保全された資金の返却対応を求めるのであれば口座開設時に自分の口座開設する海外FX会社がどのような金融ライセンスを取得し営業をしているのか必ず確認をしましょう。

以降は海外FX業界ではどのような金融ライセンスがあるのか?について詳しく解説していきます。

 

 

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海外FX会社が取得している金融ライセンス

世界各国が金融ライセンスを発行しており、ほとんどの海外FX会社はいずれかのライセンスを取得して営業を行なっています。しかしライセンスの取得難易度や、信頼性の高さは発行している国によって大きく異なります。

特に信頼性が高いのはイギリス・キプロス金融ライセンスです。この2つのライセンスのどちらかを持っているFX会社ならば、安心して利用できます。

このページで紹介する金融ライセンス
  • イギリス(FCA)
  • キプロス(CySEC)
  • ニュージーランド(FMA)
  • オーストラリア(ASIC)
  • ケイマン諸島(CIMA)
  • ベリーズ(IFSC)
  • イギリス領バージン諸島(BVIFSC)
  • セントビンセント・グレナディーン(FSA)
  • セーシェル共和国(FSA)
  • バヌアツ共和国(VFSC)

 

イギリス(FCA)

Financial conduct authority

 

名前FINANCIAL CONDUCT AUTHORITY(FCA)
備考世界で最も厳しい金融審査機関の1つ
公式サイトhttps://www.fca.org.uk/
このライセンスを保持する
海外FX会社
XM、HotForex

ニューヨークのウォール街と並ぶ世界の金融の中心地であるイギリス。そのイギリスのライセンスFCAライセンスは、世界で最も取得が難しいライセンスとなっています。

ライセンスを発行するFCAは政府から独立した監視機関として、FCAライセンスの審査やライセンスを付与した証券会社やFX会社の監督を行います。

FCAライセンスには金融会社の場所に関する取得制限がないため、世界中のどの国のFX会社であっても、条件さえ満たせば取得することが可能で有名な海外FX会社の中ではXMやHotForexがFCAライセンスを取得しています。

しかし日本人トレーダーには、FCAライセンスが適用されないことに注意しましょう。

 

海外FX会社はサービスを提供するエリアごとにオフィスが別れていますが、日本にサービスを提供しているXMとHotForexのオフィスはFCAを取得していません

 

オオカミ君
オオカミ君

なんでFCAライセンスの元日本人トレーダーが取引出来ないんだろう?何か規制でもあるのかな?

その理由は日本の金融庁は日本人トレーダーが、海外FX会社を利用することを快く思っていないためFCAライセンスを取得したオフィスからの営業、サービスを禁止しているからです。

関係が深い国の金融機関には、日本人トレーダーを受け入れている海外FX会社のオフィスにライセンスを与えないよう求めていたりもします。

 

FCAライセンスを取得したサービスが日本人は受けられないものの会社は同じですしFCAライセンスを取得している海外FX会社の信頼は最も高いものになります。

FCAライセンスの特徴1:世界最難関の審査規準

 

FCAライセンスの最大の特徴は、その審査基準の難しさです。FCAライセンスを取得するためには資金を分別管理するのはもちろん、資本金や事業計画、サポート体制、外部機関位よる観察など、様々な条件をクリアしなければなりません。

 

また一度取得したライセンスを維持するのも非常に難しいです。ライセンスの更新のためには毎年、経営状況や顧客資金と運営資金の内訳を提出する必要があります。

日本人トレーダーには、FCAライセンスは適用されなくても、FCAライセンスの審査基準が厳しいことによるメリットもあります。

 

同じ会社(グループ) の別のオフィスが顧客の資産などに関するトラブルを起こせば、FCAからの信頼が落ち、せっかく世界最難関のFCAライセンスを維持できなくなってしまう可能性が高いからです。

 

そのためFCAライセンスを持っていないオフィスも、顧客の資産管理は徹底しています。万が一にも出金拒否されることはないでしょう。

FCAライセンスの特徴2:顧客資産取扱規定(CASS)がある

顧客資産取扱規定(CASS)とは、顧客の資産の取り扱い方法を定めた資産保護に関する規定を指します。FCAに登録している企業は、年度中に顧客の資金や資産を保有・管理する場合、CASS報告書の提出が必要になります。

これは常に顧客資産の動きが、FCAに筒抜けになっているということ。顧客の資産に問題が発生したらすぐにFCAにバレてしまいます。

そのためCASSがあるFCAライセンスを持つ海外FX会社が顧客の資産を流用するようなことは考えにくいです。

 

FCAライセンスの特徴3:FX会社の破綻時、最大8.5万ポンドまで補償

FCAライセンスを取得している金融機関が加入を義務つけられている金融サービス補償機構(FSCS)。FSCS機構は事後的セーフティネットとして、消費者を保護する目的の機構です。

この機構によってFCAライセンスを持つ海外FX会社が破綻後債務不履行に陥った場合、トレーダーは一人当たり85,000ポンド(約1,000万円)までの補償を受けることができます。

ただし日本人トレーダーにはFCAライセンスは適用されないため、同様の補償を受けることはできません。

キプロス(CySEC)

CySEC

 

名前CYPRUS SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION(CySEC)
備考信頼性が高い金融審査機関の1つ
公式サイトhttps://www.cysec.gov.cy/el-GR/home/
このライセンスを保持する海外FX会社FXGLOBE、Fxnet、FxPro、iFOREX、TradersTrust、XM、Hotforexなど

 

地中海の東に位置するキプロスは世界的な金融センターとして多数のFX会社が存在します。その数は数千社を超えると言われているほどです。

CySECはイギリスのFCAに匹敵するほど厳格な審査を行うことで知られています。登録前には資本金や資産管理状況、サポート体制などが厳格に審査され、ライセンス登録を目指して失敗するFX会社も多いですね。

 

そんな信頼性の高いCySECライセンスですが、FCAライセンスと同様に、日本人トレーダーには適用されません。

CySECライセンスを持っている海外FX会社は信頼性の1つの指標になりますが、日本人トレーダーが、CySECが定める消費者保護規定などの恩恵を受けることはありません。

CySECライセンスを取得していると公式サイトに記載のある海外FX会社を使うなら、日本人向けにはどんなライセンスが適用されるのかを調べておくことをおすすめします。

 

CySECライセンスの特徴1:規制が強化傾向にある

 

以前からCySECの規制は強力でしたが、2016年1月にいっそう強力なものとなりました。

2016年1月から追加された新たなCySEC規制
  • 新規口座開設のレバレッジは50倍までとする。トレーダーの申請があった場合に、FX会社がトレーダーの適性を見極めて最大500倍までレバレッジを上げることができる
  • 取引高に応じたボーナスは、トレーダーのリスクをいたずらな増加を招くため禁止
  • ゼロカットシステムを完備する
  • 出金処理は原則翌日までに完了する

取引高に応じたボーナスがなくなってしまうのは残念だと感じるトレーダーもいるかもしれません。しかし信頼性を重視するトレーダーにとって、出金処理が原則翌日までに完了するのは非常にありがたい規制です。

 

CySECライセンスの特徴2:投資家補償基金(ICF)への加入を義務化

CySECに登録する金融機関は投資家補償基金(ICF)への加入が義務つけられています。消費者保護を目的とするものです。

CySECに加入している金融機関が破綻し、顧客に資産が返金できない状態になった場合に、最大2万ユーロの補償を受けることができます。

FCAライセンスの1,000万円の補償には見劣りしますが、補償があるだけでも良い方です。

ただし上で述べた通り、日本人にはCySECライセンスは適用されず、海外FX会社が破綻しても、2万ユーロの補償を受け取ることはできません。

 

CySECライセンスの特徴3:分別管理を義務化

CySECに登録している金融機関は、顧客の資産を分別管理することが義務化されています。

分別管理には倒産時にリスクがあり、FX会社社員が口座にアクセスし、流用することができるという抜けがあります。

しかしCySECは毎年登録金融機関の資産の内訳のチェックを行なっているため、分別管理でも顧客の資金が流用される危険性は低いです。倒産時には投資家補償基金(ICF)の補償もあるため、倒産リスクも流用リスクも低いといえます。

ニュージーランド(FMA)

FMA

 

名前FINANCIAL MARKET AUTHORITY(FMA)
備考信頼性は平均的
公式サイトhttps://www.fma.govt.nz/
このライセンスを保持する海外FX会社LANDFX

FMAは2011年に設立された比較的新しい機関です。

FMAができる以前にニュージーランド証券取引所が監督していた金融機関は、審査が緩いことで批判を受けていました。

破綻してトレーダーに多くの損失を与えたり、実態のない金融業社だったこともあります。その状況を受けて規制を強化して設立されたのがFMAです。

ただしここまでに紹介した金融ライセンスと比較すると強力とは言えず新興の海外FX会社が取得する金融ライセンスとして選ばれることが多いです。

FSPRとの関係

しばしばニュージーランドと関連して、まれに「ニュージーランドのFSPR(Financial Service Providers Register)」に登録ずみと海外FX会社のサイトに記載があります。このように記述されると、その海外FX会社が金融ライセンスを取得しているように勘違いしてしまうでしょう。

 

しかしFSPRは金融サービスを提供する会社の名簿を登録・管理している組織です。FMAとは全く関係なく、FSPRに登録されていても、ニュージーランド国内で金融活動を行うことは許可されません。

 

日本で有名なTitanFXは「FSPR認定ブローカー」とFSPRに登録していることをアピールしていますが、あくまで金融ライセンスとは関係がありません。FSPRへの登録は簡単です。それFSPRに登録していることをアピールするTitanFXの信頼性には少し疑問が残ります。

 

オーストラリア(ASIC)

 

名前Australian Securities&Investments Commission(ASIC)
備考信頼性は普通
公式サイトhttps://asic.gov.au/
このライセンスを保持する
海外FX会社
XM

高金利の国として有名なオーストラリア。首都シドニーにはたくさんの金融関連会社のビルが連なっており、金融も発展しています。そのオーストラリアの金融ライセンスがASICです。

1998年に誕生したオーストラリアで唯一の金融監視機関であり、オーストラリアで活動するすべての金融機関はASICの金融ライセンスを取得する必要があります。

ただし、イギリスのFCAやキプロスのCySECと同様に、オーストラリアのASICも2014年以降、日本人トレーダーは適用外です。

 

2014年に日本人トレーダーが日本金融庁によりASICライセンスの適用外となった時には様々な海外FX会社が撤退しました。TitanFXの前身として知られるPepper Stoneも撤退しています。

訴訟を受けた過去がある

有罪とはなっていないものの、ASICは訴訟をおこされた過去があります。
2009年にStorm Financialという財務アドバイス会社が倒産した際に、不正行為を見逃し、必要な措置を怠ったとして訴訟されたのです。

裁判では無罪となりましたが、関連当局や消費者団体からの批判を集めました。

 

現在でもASICがFX会社とトレーダー間の問題に介入することはなく、これまで紹介してきたライセンスと比較すると信頼性が低い私は考えています。

 

ただしそれはCySecやFPAと比較してという意味でASICはオーストラリアで唯一の金融監視機関ということで信頼性は認められているのは間違いありません。

ASICのライセンスを持っている海外FX会社なら、それほど警戒する必要はないでしょう。

 

ケイマン諸島(CIMA)

CIMA
名前CAYMAN ISLAND MONETARY AUTHORITY(CIMA)
備考信頼性は普通
公式サイトhttps://www.cima.ky/
このライセンスを保持する
海外FX会社
Tradeview

カリブ海に浮かぶ小さな島のケイマン諸島はイギリスの海外領地です。金融規制機関は本土とは異なり、タックスヘイブンとして人気が高く、世界有数の金融センターでもあります。

CIMAの機能とライセンス取得条件

 

ケイマン諸島金融庁(CIMA)は1997年に設立されて以来、現在まで活動を続けてきており、2020年現在では国際金融センターとしての地位を確立しています。CIMAの機能は次の通りです。

CIMAの4つの機能
  • 規制 :ケイマン諸島における外国為替ブローカーを含む金融サービスの規制・監督
  • 金融 :ケイマン諸島の通貨の発行・交換・通貨リザーブ管理
  • 助言 – 金融、協力、規制上の件に関する政府への助言
  • 協力 – 金融市場の統合した監督を推進するための海外の規制当局の支援

なおCIMAは透明性が高く金融ライセンスの取得条件を公開しています。その条件の一部を紹介します。

CIMAのライセンスの取得条件
  • 毎年の外部機関による口座の監査
  • 口座報告書と併せてコンプライアンス証明の提出
  • 企業情報の変更の通知
  • ライセンス保持企業の内部管理についての監査報告の提出
  • 月次取引明細の提出
  • 保険の詳細情報の提出
  • 決算結果間の年次ベースでの突き合わせ

このようにCIMAに登録する金融機関は数多くの条件を満たしており、CIMAのライセンスを取得している海外FX会社は信頼して良いでしょう。

ベリーズ(IFSC)

IFSC
名前International Financial Services Commission(IFSC)
備考信頼性は低め
公式サイトhttps://www.ifsc.gov.bz/
このライセンスを保持する
海外FX会社
AXIORY

カリブ海に位置するベリーズはカリブ海の宝石とも呼ばれ、観光業で有名な国。観光業だけにとどまらず、金融業も盛んで、多くの金融機関が集まっていますが、ベリーズのIFSCライセンスの信頼性はそれほど高くありません。

IFSCの機能とライセンスの取得条件

ベリーズにおける金融規制を行うIFSCの機能は次の通りです。

IFSCの機能
  • 国際的な金融サービスセンターとして国の推進・保護・強化
  • 国際金融サービス提供の規制
  • 金融機関への事業運営のライセンスの発行
  • 認可を受けた金融機関を監督管理
  • 規則に従わない金融プロバイダーに対して懲戒罰や管理上の制裁

次にベリーズのライセンスを取得する条件の一部を紹介します。

ベリーズライセンスの取得要件
  • 運営に必要な資本金の用意。(以前は$100,000以上でしたが、2017年にIFSCにより$500,000に引き上げられました。)
  • クライアントの資金用の口座(分別管理)
  • トレードと資本金の数量など詳細を含む月次報告書の提出
  • 顧客へのサポート体制の用意

これらの条件は他の国の金融ライセンスの取得条件と比較すると、緩いという批判を受けることが多いです。ベリーズのIFSCライセンスを持っている海外FX会社が、必ずしも信頼できるとは言えません。

イギリス領バージン諸島(BVIFSC)

BVIFSC

 

名前British Virgin Islands Financial Services Commission(BVIFSC)
備考信頼性は低め
公式サイトhttps://www.bvifsc.vg/
このライセンスを保持する
海外FX会社

カリブ海に浮かぶイギリス領バージン諸島。世界的に有名なタックスヘイブンであり、2010年には世界40位の金融センターとして評価されています。

2001年に設立され、バージン諸島にあると全ての金融機関を規制・監督する責任を負っているBVIFSC。以下の目標を掲げて活動を行なっています。

BVIFSCの目標
  • 投資家や消費者の利益保護
  • 世界的な金融センターのコンプライアンス策定・周知の徹底
  • プライバシー保護をしたうえでマネーロンダリングなどの犯罪行為の防止

このような目標を掲げるBVIFSCですが、ライセンスの取得条件は緩いです。資本金に関する条件はなく、金融機関が破綻した場合であっても補償などは原則としてありません。顧客資産の管理については、分別管理するという要件があるのみ。

イギリス本土のFCAよりもはるかに取得要件が低い金融ライセンスで、「ないよりはマシ」という程度の信頼性です。

ただしより信頼性の高いライセンスを持つ海外FX会社が、各国のライセンスの適用国に応じてライセンスを使い分けることがあります。

たとえばイギリス本土のFCAは信頼性が高いですが、日本人トレーダーに適用することはできません。そのためFCAとは別にBVIFSCのようなマイナーライセンスを取得していることがあります。

BVIFSCを持っている海外FX会社だから信頼性が低いとすぐに判断するのではなく、他のオフィスがより信頼性の高いライセンスを取得していないか確認しましょう。

セントビンセント・グレナディーン(FSA)

FSA

 

名前FINANCIAL SERVICES AUTHORITY(FSA)
備考信頼性は低め
公式サイトhttp://svgfsa.com/
このライセンスを保持する
海外FX会社
Big Boss、TitanFX、HotForex

カリブ海に浮かぶ諸島群、セントビンセント・グレナディーン。カリブ海は海賊のイメージが強いかもしれませんが、殺人発生率告別ランキング8位の国。その国内の金融機関の規制・監督を行なっているのが、FSAです。ライセンスの信頼性は低めとなっています。

取得難易度が最も高いライセンスのFCAを取得していたHotForexですが、日本人トレーダーに適用されるのは、このFSAライセンスです。

セーシェル共和国(FSA)

FSAS

 

名前FINANCIAL SERVICES AUTHORITY SEYCHELLS
備考信頼性は低め
公式サイトhttps://www.fsaseychelles.sc/
このライセンスを保持する
海外FX会社
XM

東アフリカに位置するセーシェル共和国。セーシェル金融サービス庁(FINANCIAL SERVICES AUTHORITY SEYCHELLS)は2013年に設立され、銀行以外の金融機関の認可・監督を行なっています。

しかし外国為替管理や会見監査、最低資本要件も一切ありません。公式サイトには以下の記述があります。

FINANCIAL SERVICES AUTHORITY SEYCHELLSの特徴
  • No minimum share capital requirement.(最低自己資本金要件なし)
  • No requirement to audit accounts.(会計監査の必要なし)
  • No requirement for a company Secretary(会計書記役必要なし)

日本で高い人気を誇るXMは2016年までは日本人トレーダーはCySECが適用されていましたが、現座はセーシェルのライセンスが適用されています。

他のオフィスではFCA等の難関ライセンスを取得しているため、信頼性に心配はないでしょう。しかし万が一倒産しても、日本人トレーダーは補償を受けることはできません。

 バヌアツ共和国(VFSC)

名前Vanuatu Finaicial Services Commission
備考信頼性は低め
公式サイトVanuatu Financial Services Commission
このライセンスを保持する
海外FX会社
TitanFX

南太平洋に浮かぶ小さな島国バヌアツ共和国。タックスヘイブンとして有名です。VFSCの定めるライセンスの取得要件は緩いため、信頼性は高くありません。2019年には規制の強化も行われましたが、顧客資産の保護に関する要件の変更はありませんでした。

TitanFXは、以前はニュージーランドのFSPRに登録していることをアピールしていましたが、VFSCのライセンスを取得したようです。FSPRは金融ライセンスではないことは前述した通りです。TitanFXの信頼性が少し高くなったと言えるでしょう。

まとめ

「海外FX会社はいいって聞くけど、安全性が心配…」そう思っている方がいるかもしれません。

しかし取得難易度の高いイギリスのFCAやキプロスのCySECのライセンスを保有している海外FX会社であれば、安全性に問題はないでしょう。

FCA・CySECのライセンスを持つ主な海外FX会社

XM、HotForex、iFOREX、TradersTrust

日本人トレーダーはFCAとCySECのライセンスの適用外です。そのためXMやHotForexを利用していても、倒産した場合、返金を受けれない可能性はあります。

しかし上記の海外FX会社は規模が大きく、倒産する可能性は低く、FCAとCySECのライセンスを取得できているということは、企業体制がしっかりしているということです。

一方で信頼性が低い国のライセンスしか持っていない海外FX会社は警戒するべきでしょう。倒産時に返金されないリスクはもちろん、流用リスクも0ではないからです。

そのようなFX会社を利用する場合、資金をこまめに引き出しするようにしましょう。

 

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