スワップポイント投資

スワップポイント投資はレバレッジ何倍が適切?

オオカミ君
オオカミ君
FXでスワップポイント投資を始めたいんだけど、レバレッジって何倍が適切なの?

 

こんにちは、このサイト運営者のShunです。私はメキシコペソをレバレッジ4倍ほどで投資しており、ほぼ毎日1万円の不労所得を得ています。

 

開始した際の状況

  • 2019年6月開始
  • FX会社:みんなのFX
  • 入金金額:700万円
  • メキシコペソレート5.507円の時にレバレッジ4倍として600万メキシコペソ購入

2019年8月31日までの実績

ポジション含み損益 -160万7659円

スワップ損益 +98万3056円

 

メキシコペソスワップ運用実績
項目2019年6月30日2019年7月31日2019年8月31日累計
保有600万メキシコペソ600万メキシコペソ600万メキシコペソ600万メキシコペソ
メキシコペソレート5.614円5.661円5.286円5.286円
ポジション含み損益+81万1750円+110万7500円-160万7659円-160万7659円
スワップ損益+32万2812円33万1289円32万8945円+98万3046円

 

上記のような実績ですがスワップポイント投資に詳しい方は私をレバレッジ掛けすぎだ!リスク取りすぎだ!なんて思うと思いますが、しっかりロスカットラインの設定をしてリスクが生じた際の対策も準備してこのレバレッジで投資をしています。

 

私もスワップポイント投資で適切なレバレッジで投資をすることで、基本的には大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定することがオススメという一般的な意見には同意見を持っています。

 

ちなみに「基本的には」と言ったのは、通貨ペアごとに適切なレバレッジが異なるからです。

 

そこで、今回はスワップポイント投資をする上で、適切なレバレッジを設定する方法について解説していきつつロスカットリスクが生じた際の私の対策も紹介していきます。

Contents

なぜ大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定するのか?

 

オオカミ君
オオカミ君
スワップポイント投資では、「大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定するのがオススメ」と言ってたけど、その理由を教えて?

 

なぜ、大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定するのがオススメなのかというと、それは下記の2つの理由があります。

 

大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定すべき2つの理由

  1. スワップポイント投資での一番のリスクはロスカット
  2. スワップポイント投資は長期運用でコツコツ稼ぐもの

 

順番に説明していきます。

 

スワップポイント投資で一番のリスクはロスカット

 

1つ目の理由は、スワップポイント投資ではロスカットが一番のリスクだからです。

 

スワップポイントは毎日もらえるものですが、ロスカットされてしまえば、その時点で大きな損失を被ることはもちろんのこと、スワップポイントも帳消しになってしまいます。

 

投資において市場から退場させられることが一番の失敗とよく言われますが、スワップポイント投資でも同じで、ほとんどの場合ロスカットは市場からの退場を意味します。

 

なので、スワップポイント投資では、まずロスカットされないということを大前提で行うようにしてください。

 

詳しい方法については後ほど説明しますので、そちらを参考にしてください。

 

スワップポイント投資は長期運用でコツコツ稼ぐもの

 

FXと言えば、短期的に値動きを利用してその差分で利益を出すものというイメージが強いですが、一方でスワップポイント投資は、長期で通貨を保有して、毎日コツコツスワップポイントを積み上げて利益を出すものです。

 

スワップポイント投資は毎日配当をもらえる反面、1日にもらえる配当は少額なため、長期で運用しないと利益を作るのが難しいです。

 

ちなみに、値動きでの収入はキャピタルゲインで、スワップポイント投資での収入は配当収入すなわちインカムゲインです。

 

さらに言うと、スワップポイントはインカムゲインとキャピタルゲインのトータルで利益を狙う投資です。

 

例えば、スワップポイントで10万円の利益があったとしても、売却時に15万円の為替差損があればトータルで5万円の損失が出てしまいます。

 

これでは、いくらスワップポイントで稼いでいても、それ以上に為替差損があって、利益が出ないので投資した意味がありません。

 

これは、不動産投資をイメージするとわかりやすいです。

例えば、3,000万円の物件を購入して、それを賃貸として貸し出したとします。その後、10年間で家賃収入が2,000万円になり、物件を2,000万円で売却したとしますね。

 

この場合、家賃収入2,000万円+売却代金2,000万円から購入代金の3,000万円を差し引いた1,000万円(税金等は計算の都合上省いています)が最終的な利益になります。

 

仮に、家賃収入が2,000万円あったとしても、物件の売却代金が500万円にしかならなかったら、購入代金の3,000万円を差し引くと、トータルでは500万円の損失が出てしまいます。

 

このことから、家賃収入がスワップポイントで、売却代金が通貨の売却代金と考えて、不動産投資と同じようにスワップポイント投資でも、スワップポイントと通貨の売却代金のトータルで利益を出す必要があります。

 

大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定する方法

 

オオカミ君
オオカミ君
スワップポイントでは、ロスカットされないために、大事暴落に備えたレバレッジを設定することが大事ということがわかったけど、具体的にはどうすれば適切なレバレッジを設定できるの?

 

ここからは、具体的に大暴落時にロスカットされないために適切なレバレッジを設定する方法について説明していきます。

 

それが、下記の2つになります。

 

適切なレバレッジを設定する2つの方法

  1. まず目的に応じて通貨ペアを決めましょう
  2. 過去の最安値を基準にレバレッジを設定

 

順番に説明していきます。

 

まず目的に応じて通貨ペアを決めましょう

先にも言いましたが、適切なレバレッジは通貨ペアによって異なります。ですので、まずスワップポイント投資の目的を決めて、それに合った通貨ペアを見つけていきましょう。

 

ここでは目的を大きく分けて下記の2つに絞って説明します。

 

スワップポイント投資の目的

  • 安全にスワップ投資をしたいなら 豪ドル
  • 高いリターンを狙うなら メキシコペソ

 

安全にスワップポイント投資をしたいなら、豪ドルがオススメ

 

ここでいう安全にというのは、利回りがそこまで高くない分、ロスカットのリスクも比較的低い通貨ペアで投資をするということです。

 

この条件でオススメなのが、豪ドルだと思います。理由は下記の2つです。

豪ドルがオススメな理由

  • 約25年間経済成長を続けている
  • 先進国で通貨に対する信頼も高い

 

このように、大きな為替変動のリスクも低く、ロスカットされる可能性も低いと考えるからです。ちなみに、豪ドルの場合、どのくらいの年間利回りを期待できるかというと、レバレッジ1倍でも約4%です。

 

※年間利回りは、通貨のレートやスワップポイントの変動、取引を行うFX業者によっても多少の差がありますので、実際に投資を行う際は改めて計算の必要があると思います。

 

高いリターンを狙うなら、メキシコペソ

 

次に高いリターンを狙う場合ですが、ここでは高いリターンとは、豪ドルに比べて高いリターンの通貨ペアを想定しています。

 

今回紹介するメキシコペソは、レバレッジ1倍でも約8%の年間利回りを期待できます。私はレバレッジ4.5倍なので年間利回り35%ほどです。

 

 

このように豪ドルと比べると、高いリターンを期待できます。ただ、高いリターンということはその分為替変動のリスクもちゃんと考えなくてはいけません。

 

とはいっても、今回のテーマである適切なレバレッジを設定しておくことで、このリスクを最小限に抑えつつ、高いリターンを得ることもできるので、ご安心ください。

 

過去の最安値を基準にレバレッジを設定

 

適切なレバレッジを設定する上では、大暴落時でもロスカットされないということが大事と言いましたが、ここでいう大暴落時の基準として用いるのが、過去の最安値です。

 

もちろん、過去の最安値が更新される可能性もあるので注意は必要ですが、ここを基準としてレバレッジを設定しておくことで、ロスカットのリスクをかなり抑えられると考えています。

 

通貨ペアごとに適切なレバレッジが異なるという理由はここにあって、通貨ペアによって、過去の最安値は違いますし、先ほど説明した通貨の為替変動リスクも違うので、それを踏まえて適切なレバレッジを設定していきます。

 

豪ドルとメキシコペソの最安値は?

 

ではまず、豪ドルとメキシコペソの過去の最安値を見ていきましょう!

 

豪ドルの最安値は、2009年1月にリーマンショックの影響で下落して、1ドル約55円ですね。メキシコペソの最安値は、2016年11月の4.87円です。

 

一見、とても危険に見えますが30年前のメキシコに比べると今のメキシコは政治的にも経済的にも成熟しており、そこまでのリスクはないと私は思っています。

 

 

しかし、ロスカットのリスクを最小限に抑えるために、この最安値よりもさらに低い値段を基準にしていきましょう。

 

豪ドルとメキシコペソの最安値

  • 豪ドル 2009年1月 約55円
  • メキシコペソ 2016年11月 4.87円

 

実際に、適切なレバレッジを設定しましょう

 

まず先にレバレッジを設定する簡単な方法を解説します。

 

レバレッジを設定する方法

  1. 購入レート×購入通貨数=1万通貨購入するのに必要な金額
  2. (購入レート-設定したロスカットライン)×購入通貨数=最大損失額
  3. 1万通貨購入するのに必要な金額÷(最大損失額+必要取引証拠金)=適切なレバレッジ

 

 

豪ドルのレートが70円で、1万通貨購入して、1万通貨の必要取引証拠金が2.8万円ロスカットラインを55円だとする。

  1. 70円×1万通貨=70万円
  2. (70円-55円)×1万通貨=15万円
  3. 70万円÷(15万円+2.8万円)=約3.9倍

 

今計算したように、豪ドルの適切なレバレッジは約3.9倍になります。次に、メキシコペソの適切なレバレッジを計算していきます。

 

先に言った通り、メキシコペソは最安値の4.87円のためコレよりも低い4.5円でレバレッジ計算をしていきます。

 

南アフリカのレートが現在5.4円で、1万通貨購入して、1万通貨の必要取引証拠金が2.170円ロスカットラインを4.5円だとする。

  1. 5.4円×1万通貨=5.4万円
  2. (5.4円-4.5円)×1万通貨=0.9万円
  3. 5.4万円÷(0.9万円+2.170円)=約4.83倍

 

今計算したように、メキシコペソの適切なレバレッジは約4.83倍になります。2019年8月現在私が始めた時よりレバレッジは掛けられますね。

 

レバレッジを設定する時のポイントは、購入時のレートによって適切なレバレッジが変わるということですがたいせつです。

 

2019年8月8日時点のレート(小数点を切り捨て)で計算をしていて、現在のレートが豪ドル、メキシコペソともにかなり低いレートにあるため、レバレッジは少し高めになっています。

 

豪ドルを例にして、購入時のレートによってレバレッジが変わることを確認していくと、

 

・豪ドルのレートが70円→80円
・1万通貨購入
・1万通貨の必要取引証拠金2.8万円→3.2万円

  1. 80円×1万通貨=80万円
  2. (80円-55円)×1万通貨=25万円
  3. 80万円÷(25万円+3,2万円)=約2.8倍

このように、購入レートが70円→80円になったことで、適切なレバレッジが3.9倍→2.8倍に変わりました。

 

大事なので繰り返しますが、購入時のレートによって適切なレバレッジが変わるので、実際に適切なレバレッジを計算する時は、必ず今回説明した計算方法で、ご自身で計算してレバレッジを確認するようにしてください。

 

オオカミ君
オオカミ君
適切なレバレッジの計算方法がわかったから、これでスワップポイント投資が始められそうだ。

でも、欲を言えばもっと沢山スワップポイント投資でリターンを欲しい!!なんか良い方法はないのか?

 

より高いリターンを得たい人向けのレバレッジの設定方法

あなたもオオカミくんのように欲張ってもっと多くのリターンを得たいと思ったんじゃないでしょうか?

 

ここでは、決してオススメはできないですが、より多くのリターンを得る方法をお話していきます。

 

しかし、為替差損やロスカットのリスクを高まるので、そのリスクを理解して行うようにしてください。

 

高いリターンを得るには、ロスカットのリスクが高まることを理解する

 

より多くのリターンを得る方法を説明する前に、よく理解しておいてほしいのが、為替差損、ロスカットのリスクが高まることを理解してから行うということです。

 

スワップポイント投資は長期運用が大前提の投資で、ロスカットされないことが一番重要です。ただ、それでもより高いリターンを得るにはこのリスクが高まることを理解しておく必要があります。

 

直近3年の最安値を基準にレバレッジを設定

 

より高いリターンを得る方法は、保有通貨数を増やすことです。

 

オオカミ君
オオカミ君
それはわかってるけど、より少ない元本で多くのリターンが欲しいんだよ。

 

もちろんそう思ってるのは理解しています。では、より少ない元本で保有通貨数を増やすには、レバレッジを上げる必要があります。

 

しかし、ただやみくもにレバレッジを上げればそれこそ、ロスカットのリスクが高くなり、大きな損失を被る可能性が高まってしまいます。

 

少しでも、そのリスクを抑えるために、直近3年の最安値を基準に適切なレバレッジを設定していきましょう。

 

直近3年というのはあくまでも目安ですが、全ての期間での最安値ではなく、過去数年間の最安値を基準にすることで、ある程度リスクを抑えつつ、少し高いレバレッジを設定して、より多くリターンを得ることができます。

 

では実際に、私が豪ドルとメキシコペソに次いで挑戦しようと考えている南アフリカランドを例に計算していきましょう。

 

直近3年間の最安値を見てみると、2016年5月の6.4円が最安値になっています。

 

先程の説明でも出てきましたが、南アフリカランドの過去約20年間での最安値が、約3年前につけた最安値なんですね。

 

ただ、先ほどは最安値よりもさらに低いレートの6.0円で計算しましたが、今回は最安値と同じ6.4円していきます。

 

レバレッジを設定する方法

  1. 購入レート×購入通貨数=1万通貨購入するのに必要な金額
  2. (購入レート-設定したロスカットライン)×購入通貨数=最大損失額
  3. 1万通貨購入するのに必要な金額÷(最大損失額+必要取引証拠金)=適切なレバレッジ

 

・南アフリカのレート7.0円
・1万通貨購入
・1万通貨の必要取引証拠金2,800円
・ロスカットレート6.0円→6.4円

  1. 7.0円×1万通貨=7万円
  2. (7.0円-6.4円)×1万通貨=6,000円
  3. 7万円÷(6,000円+2,800円)=約8倍

※2019年8月8日時点のレートが7.0円とかなり低くなっているため、レバレッジもかなり高く計算されています。
※購入時はご自身でレバレッジを計算してみてください。

 

オオカミ君
オオカミ君

高いリターンが欲しいとは言ったものの、やっぱりロスカットされるのも怖いな…

ロスカットされそうになった時に、それを防げる方法はないのかな?

 

スワップポイント投資でロスカットされそうになった時の2つの対処法

 

通貨を保有している状態でロスカットされそうになった時に、その対処法を知っているというのはとても大事なことです。

 

今まさに高いレバレッジの投資方法をお伝えしたばっかりなので、ここでぜひともロスカットされそうになった時の対処法を身に付けてくださいね。

 

ロスカットされそうになった時の対処法

  • 追加入金で証拠金維持率を上げる
  • ポジション整理で証拠金維持率を回復

 

追加入金で証拠金維持率を上げる

 

まずそもそもロスカットされるかどうかの基準は、証拠金維持率によって決まります。

 

FXの業者によって異なりますが、多くは証拠金維持率が50%あるいは100%を下回った時に強制的にロスカットされます。

 

ということはロスカットされそうになっている時は、証拠金維持率が50%あるいは100%に近づいている状態を言います。

 

では、証拠金維持率を上げる方法の1つ目はというと、追加でFX口座にお金を入金する方法です。

 

証拠金維持率の計算方法

  1. FX口座に入っている金額+通貨の評価損益+累計スワップポイント=純資産額
  2. 純資産額÷必要取引証拠金×100=証拠金維持率

※正確には、出金依頼額等も含めて計算しますが、計算の都合上省略

 

 

実際に数字を使って計算をしてみると、

  1. 10万円+1万円+1万円=12万円
  2. 12万円÷2万円×100=600%

となります。

 

では、為替の変動によって証拠金維持率が下がり、ロスカットのリスクが高まっている状態で追加入金をすると、証拠金維持率がどの変わるのか見ていきましょう。

 

含み益1万円だったのが、含み損7万円になった場合

  1. 10万円-7万円+1万円=4万円
  2. 4万円÷2万円×100=200%

含み益1万円が含み損7万円になったことで、証拠金維持率が600%→200%まで低下してしまいました。

 

 

証拠金維持率を増やすために5万円を追加入金した場合

純資産額+追加入金額=新たな純資産額

→4万円+5万円=9万円

純資産額÷必要取引証拠金×100=証拠金維持率

→9万円÷2万円×100=450%

追加入金で純資産額を増やしたことで、証拠金維持率は、200%→450%まで増加しました。これでロスカットのリスクを下げることができます。

 

 

ポジション整理で証拠金維持率を回復

 

2つ目の方法は、ポジションを整理して証拠金維持率を回復させる(上げる)というものです。ポジションを整理するということは、保有している通貨を決済することを意味します。

 

すでに含み損を抱えている状況であれば、通貨を決済することで、必要証拠取引金が減り、証拠金維持率を回復させることができます。

 

ここでポイントなのが、含み損を抱えている通貨を一部決済するので、その分の損失は受け入れなければいけないという点です。

 

これは、いわゆる損切りをするということですね。

 

ただ、損切りをしたくないからといって、ロスカットされてしまい大きな損失を受けるよりも、損失を最小限に抑えるために損切りしようと考えるのが大事です。

 

言葉だけだと少しわかりづらいので、具体的に数字を使って解説していきます。

 

まず大きな含み損を抱えた場合の証拠金維持率を計算します。

FX口座に入っている金額+通貨の評価損益+累計スワップポイント=純資産額

→ 10万円+{5万通貨×(-100pips)}+0円=5万円

純資産額÷必要取引証拠金×100=証拠金維持率

→5万円÷2万円×100=250%

※1万通貨当たりの必要証拠取引金は4,000円と想定
※計算の都合上累計スワップポイントは0円にしています。

 

次に、ポジションを整理して証拠金維持率を回復してみます。

 

➀保有している5万通貨の内、3万通貨を決済
→3万通貨×-100pips=3万円の損失が確定

 

➁必要取引証拠金が変動する
1万通貨当たり4,000円なので、2万通貨×4,000円=8,000円
→必要取引証拠金2万円→8,000円

 

これで先程の計算式で計算し直すと、

FX口座に入っている金額+通貨の評価損益+累計スワップポイント=純資産額

→ 7万円+(-2万円)+0円=5万円

純資産額÷必要取引証拠金×100=証拠金維持率

→5万円÷8,000円×100=625%

このように、保有通貨を3万通貨決済して、3万円分の損切りを行うことで、証拠金維持率を250%→625%に回復することができました。

 

繰り返しになりますが、ロスカットされると資産の大半を失ってしまうので、これは最も避けなければいけないことです。そのためには、時には損切りも必要になるということをぜひとも頭に入れておいてください。

 

スワップポイント投資ではロスカットされないことが一番重要

 

今回は、スワップポイント投資においてレバレッジはどのくらいが適切か?について解説してきましたが、最後に今回解説したことをまとめていきたいと思います。

 

大前提として、スワップポイント投資で一番大事なのがロスカットされないことです。

 

理由は、スワップポイント投資は毎日コツコツスワップポイントを稼ぎつつ、長期で運用して利益を得る投資だからです。

 

そして、スワップポイント投資において適切なレバレッジは、通貨ペアごとによっても違いますが、大暴落時でもロスカットされないレバレッジを設定すべきですね。

 

大暴落時でもロスカットされないようにするためには、過去の最安値を基準にレバレッジを決まるのがオススメです。

 

あくまでも基準ですので、通貨ごとに多少の上下があっても良いです。より高いリターンを得たい場合には、しっかりとロスカットのリスクが上がることを理解しつつ、レバレッジを上げましょう。

 

ただ、やみくもにレバレッジを上げるのではなく、せめて過去数年間の最安値を基準にレバレッジを設定するのが良いです。

 

さらに、含み損が増えて、ロスカットされそうになった時は、追加入金あるいはポジション整理で証拠金維持率を回復するということも覚えておきましょう!

 

これで今回の内容は以上になります。

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